スラムダンクの映画
「THE FIRST SLAM DUNK」を観てきました。
原作を最後に読んだのが25年以上前(!)で、細かいところや登場人物の名前(特に相手チーム)なんかがかなり記憶が怪しかったので、正直言うと今回の上映期間中に無理に見るつもりはなかったのです。後で配信が開始されたら漫画を読み返した上で見ようかな~程度で。
・・・とまあ、あまり積極的ではない状態で観ることになりました。
で、感想ですが
凄く良かった・・・!!(涙)まず、絵。
「凄っ!3DCGなのに、ちゃんといのたけ先生の絵でグリグリ動いてる!!」と驚愕しました。
私、アニメの3DCGってあまり好きじゃないんですよ(作品にもよりますが)。なんか魂の入ってない人形がしゃべって動いてるだけって感じで。
でもこの作品は線を加筆しているらしく、3DCGなのに2Dのような作画の安心感。原作絵の存在感が圧倒的な作品のアニメ化が、違和感をあまり感じさせないって凄いことだと思いました。
作画だけじゃなく、ストーリーも凄く良かった。
原作の最後の試合部分をベースに、宮城リョータの過去を絡めて進んでいく。
もともとスラムダンクって各キャラクターの背景をあまり描かないイメージだったのですが、今回はりょーちんが深掘りされていて、それがまた胸にぐっとくる内容で…
試合が進むにつれて、他のメンバーの回想も織り交ぜられる。
そして各々の思いが最後に昇華される
ドライアイの私ですが、後半は目薬不要でしたわ。
私の乏しい語彙力では語り尽くせませんが、なんというか、とにかく
井上雄彦先生、この作品を生み出してくれてありがとう!という気持ちしかありません。
ああ・・・このクオリティで原作の全部をやってくれないかな…
動く福ちゃんや仙道、神さんや信長が見てみたい!!
・・・と、願望をまき散らして終わりにします。
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